2010年4月4日日曜日

初めてのベトナム料理

雪や雨やら異常気象が続いていましたが、今日は久々に暖かい京都です。
家から二条城が近いこともあり、桜目当てに観光の方々がぞろぞろぞろ。
出てきたみなさんはいい笑顔でした。桜を見るとほっとするよね、俺ら日本人は。
二条城を抜けて向かったの先は、山科にあるベトナム料理教室でした。
Google先生に「アジア料理教室 京都 関西」でお願いして検索されたのがここ。
料理教室Nam Bo

色々とクラスはあるのですが、今回は「はじめてのベトナム料理」クラスを受講しました。
道に迷って遅れたにもかかわらず、先生が笑顔でお出迎えしてくれました。
今日は、京都のエスニック料理店のコックさんと私の2人だけです。
2人とも初めてのレッスン参加ということもありましたが、
こじんまりとまったりムードの中気負わずにレッスンスタート。

今日のメニューはこの4品です。

・生春巻き「Goi cuon(ゴイクン)」
・鶏肉の炊き込みご飯 土鍋仕立て「Com ga tay cam(コムガータイカム)」
・高菜漬けのスープ「Canh dua cai(カンズアカイ)」
・いちごのシェイク「Sinh to dau(シートーヤウ)」

まずはレシピブックを見ながら、作り方と食材の説明を受けました。
後はベトナムの食文化についてなどのお話も。
生春巻きって、現地だとレストランには置いていなかったんですって。
そして、日本のそれよりぶっとくてワイルドらしい。

そして実習開始!
野菜をきったり、食材を混ぜたり、お話しながら和気藹々と。
一緒の方がプロでしたので切り方なども教えてもらったり…。
包丁さばきはさすがです!みじん切りの細かさといったら…。
生春巻きを巻いたのは初めてでしたが、破けずになんとか形になりました。
「具は多めに!」とアドバイスを受けたので、2人とも具を入れすぎて極太サイズに!
傍らでは土鍋ご飯がぱちぱちと美味しいおこげを作る音が聞こえ、
酸味のあるスープのいいかおりが漂ってきます。

土鍋ごはんもそのまま食卓へ。


そして、できました!お腹ぺこぺこ。いただきまっす。


土鍋ご飯、手間がかかった分絶品。
トマトと漬物の酸味とひき肉のコクが一体化したスープも作り方は簡単なのに、奥深い味わい。
出来立ての生春巻きもおいしい~。ピーナッツ味噌だれなんて初めて。

かわいい現地の食器に盛りつけられて雰囲気もよろし。
ご飯とスープもしっかりおかわりしました。


皮の戻し方、巻き方のコツなども教えてもらいましたので、家で巻き巻き練習しよう。
ベトナム料理って、ただただ優しいイメージだったのですが、
五味がバランスよく絡み合ったフュージョン料理なのですね。
シンプルな調理法で、素材にあった味付けしてて学ぶと奥がふかそう。

ホントに参加してよかった~。
また来月も参加しようと心に決めたのでした。
先生のほんわかベトナムこぼれ話も面白いし。
チェーに昆布とか。



今日のおさらい。

生春巻きはできたてが一番
ライスペーパーは戻しすぎず、端っこをきっちりおり込んで巻くこと
生春巻きのタレは地方によって違うらしい
タマリンドの使い方
ベトナム料理にニンニクは必須
ベトナム料理はハレとケがはっきりと分かれている
味付けは北部はあっさり、南部は濃い目
料理によって使うハーブは決まっている
お砂糖・油・酸味がポイント

などなど

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