2010年1月30日土曜日

「Dr.パルナサスの鏡」

キャラメルポップコーンが呼んでいる…。

てなわけで二週連続映画を観に行ってきました。
お酒が飲めないと物思いにふけることができない俺。
体がお酒を受け付けない昨今、
映画館でイマジネーションを膨らませる代替行為で満たしているのか??
といいつつも、今日の目的はキャラメルポップコーン。
映画好きの同僚より、「Dr.パルナサスの鏡が面白そう」との情報をいただいたので観てみることにしました。

人間の欲深さと懺悔がブラックユーモアとカラフルな色彩で色づけされていました。
罪を悔い改めて更正したいというのも一個の欲望なんだなー。
数ある選択肢の中で、どれを選ぶかは本人次第。
常に何かと何かを天秤にかけ、選択しながら生きている。
んでその欲望が可視化されるとえぐいのなんの。

オースティンパワーズのミニミーとパルサナス博士、悪魔ニックの台詞の掛け合いに終始爆笑。
「社会的には片隅」
「選択するのはもういやだ」
などなどなど。

ヒロインの女の子のドーリーフェイスが、グロ感を増幅するんだよね。
4人の男優さんも、トムウェイツも、誰も彼もナイスキャスティング!

いやはや、これは快作。もう一度ゆっくりと観直したいなあ。
自分の欲望が想像力を増幅する鏡に映し出されると、どんな世界になるんだろう。

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