2009年1月12日月曜日

「言い寄る」

田辺聖子さんの、乃里子三部作の一作目「言い寄る」が漫画化されていました。
花津ハナヨさんがどういう漫画を描く人なのかは知らないけれど、
絵の感じからして、買ってまでは読まないでしょう・・・。

去年。復刊された三部作を一気に読みました。
田辺さんの小説は初めて読んだのですが、30年前に書かれたとは思えない瑞々しさ。
お金も名声もそこそこあって、時間をつぶす相手にはことかかない。
1人で生活する分には不自由しないけれど・・・
今の都会に住む女子にもありそうなシチュエーション。

設定よりも、関西弁の台詞で進むテンポのよさは逸脱。
なんせ、描写が細部にわたってるんですよ。
小物や下着の表現がね、実に愛らしい。
好きな男が家でシャワーを浴びて何もせずに帰宅されて、悶々とする主人公とか・・・。

「どうしても手に入れられない男がいる・・・」というキャッチコピーでした。
「どうしても手に入れられない男」は結局幻想の中の生き物でしかないということがよくわかる。
実際は、現実にファンタジー世界を与えてくれる男の手の中で転がされていくわけなんです。
その男性と、「恋人」→「夫婦」→「友達」と関係が変化していくんですが、
こんなうまくいくわけないじゃんかーと突っ込みたくなります。
まあそれは小説の醍醐味。素敵な夢をみさせてくれればそれでよいのです。

今は田辺さんの別の小説を読んでいますが、
再度読み返してみます。
主人公と同じ年齢が終わる前にね。

2009年1月10日土曜日

夢日記

よく夢をみるのですが、今朝もみました。
ストーリーじたてになっていたので、覚えているうちに書いておこう。

雨やどりのために、マンガ喫茶に入りました。
通されたのは、和風ダイニング風の畳敷きの部屋。
なぜかそこでは数名が布団に入って、仮眠をとっています。
どうやらわたしは誰かと待ち合わせをしていたらしく、
人が寝ている部屋で友達と一緒に机を囲んでいました。
んで、廊下に出て店員さんにビールを注文しにいくのですが、
「これ、サービスです。みんなに秘密にしておいてね。」
頼んでもいないのに、とりのももやきが二本。

お店を後にし、私は車を運転していました。
実は・・・過去2回事故を起こして、
車を廃車にしてしまって以降はハンドルを握っていないんです。
夢の中のワタシに運転をやめろーと叫ぶところで目が覚めた。

よっぽど運転がいやなんですね・・・。
ああ怖い怖い。
同乗者を殺すところでした・・・、

2009年1月6日火曜日

白い世界

元旦に雪山をドライブしました。












ご愛嬌



CANON AE1-P
DNP400

絲山秋子とピーズ

家ではよっぼどのことがないと飲まない主義だったのですが、
夏以降どかっと酒量が増えました。
お酒はおいしいくて、ふわっと気持ちよくなれる。
外で飲んで記憶無くして帰宅する。そして家で飲む。
お風呂に入って床につく。目が醒めたら何をしたかしゃべったか覚えていない。
自己嫌悪。体 にはアザがたくさんあるし、節々が痛い。
人間ドックによると、胃はボロボロ・脂肪肝は肥大し続けているらしい。
そんな生活をしていると、
無償にピーズの活動休止前のアルバム「リハビリ中断」が聴きたくなるわけですよ。



「飲んでりゃ昨日も見えるだろ。明日が行き止まり」(「実験4号」)

ピーズを聴いていると、以前マイミクさんが
絲山秋子さんの「逃亡くそたわけ」のレビューしていたを思い出したわけです。
小説の中でピーズの「日が暮れても彼女と歩いていた」の一説が使われているとか。

早速、本屋にあった文庫本を購入。
「海の仙人」「スモールトーク」「袋小路の男」…。
どれもこれも、すばらしい。ぬるい。
そして昨日、禁断のハードカバーを購入。
「ばかもの」を読み終わりました。
主人公が、アルコールにおぼれていく過程が克明に描かれていた。
何が原因かは最後まで気づかないふり。
心にちくりとしみました。

よかれ悪かれ現状を他人のせいにしていない。
責任感だけが強くて一人でどうにかできると思っているが、
結果的に誰かに迷惑をかけている。
極端で安易な方法は選ばない。自虐的にならない。
大きく方向転換することもできないし、特にしたいとも思っていない。
何だろ、痛みは自分にしかわからんと自覚している。
やたら神経過敏になって痛みをアピールするわけでもない。

ともあれ、男性の描写がとても上手だと思いました。
酔っ払ってリバースしたときの情けなさ。
同性だとここまで客観的に書くことできないだろうなあ。
後ね、女性の愛情表現がなんとまあ不器用なこと。
大切な人には触れなくてもよいのです。わかる、わかる。

似たようなテイストの作家を探しています。
コクのある焼酎(芋・黒糖)のお湯割りのようにクセがありながらも
やさしく体に染み入っていく感覚。
お酒ともうまく付き合っていかんとですよ。

そして、実験4号はこう締めくくる。
「なんかまた作ろう場所は残ったぜ 君と最悪の人生を消したい」
ささやかな前向きさ。

今はアルコール控えめにしております。



誕生日の過ごし方

来月誕生日を迎えます。
今年は厄年ということもあって、お正月にきっちりと厄払いをしてきました。

誕生日を人に祝ってもらったり、プレゼントをいただいたりするのもありがたい。
でも、この年になると周りにいる人に感謝せなあかんと考えるわけですよ。
最近は親を思い出すわけです。
自分が生まれたときの親の顔を想像すると、申し訳なくていたたまれなくなります。
こんな大人になってるなんて思わなかったろうに。

30歳の誕生日の過ごし方が今後の人生を映し出すという言われもありますよね?
自分の場合、友達の家を半ば強引に提供してもらい、
自分で人集めてパーティー開きました。
大人になったからには、自分で楽しみ作らんことには始まらないでしょ。
友達が腕を振るってくれた、本場の中国家庭料理、とってもおいしかったです。
しかも男子が厨房に立つ姿は何よりもの酒の肴。
気づけば、私がご馳走したのはお酒とお菓子だけでした。

ここ数年やっているのが、12時きっかりにシャッフルして曲を流すということ。
流れた曲で1年を占ってしまうのです。
去年は中国スクールパンクか岡村ちゃんだった気がする。

今年は携帯電話とPCを置いて、行ったところの無い土地に旅に出る予定。
完全に独りになってあれやこれや思考をめぐらすのが、
自分にとって一番贅沢な時間だと思うのです。
どこに行くかはまだ決めていませんが、とりあえず暖かい南に向かいます。
海外にするか、国内にするか、航空券の値段次第ですねー。
ああ、楽しい!

2009年1月2日金曜日

2008→2009

あけましておめでとうございます。
実家で増えた体重に危機感を覚えたため、一日早く戻ってきました。
実家のある愛媛は吹きさらしの風が身にしみましたが、
京都は雨が降っているせいかとてもあたたかいですね。

2008年を振り返ってみると、自分なりに物事を整理できた1年かな、と。
31年間生きてきて、やっと地に足をつけようと考えはじめたところ。
外に出て行くことばかり考えていましたが、
もう少し京都で頑張ってみようかと思います。
行きつけのお店や知り合いもでき、京都生活にも慣れてきてる気がしますし。

2009年の目標は、1人で過ごす時間を充実させること。
料理に映画鑑賞、読書などに時間を割いていきたいと思います。
(イエナカ嗜好?)
写真もただ面白いものを記録しているだけでしたが、もう一歩先に進みたい。
頭と感覚をフル回転させて、「撮る行為」にプレッシャーを与えていきます。
あとは、知り合いの居ない・言葉も知らないエリアに一人旅することでしょうか?
お金をやりくりしながら、一泊二日旅行の回数を増やしたいですね。
あ、あとフジロック。
車両購入の前金も貯めたいもの。
やらなきゃいけない、やりたいことが山積み・・・。

ともあれ、相変わらず欲張りなワタクシですが、
去年1年間お世話になった皆様、引き続き今年もよろしくおねがいいたします。